2007年01月13日
シーサー考察-6
色使いの素敵な石垣島の 『米子焼シーサー』 です。
個人的にはかなりお気に入りの表情と色使いなのであった。
シーサーはもともと「獅子」のこと。そのルーツは古代オリエントのライオンだと言われています。中国を経てはるか沖縄に伝わる間に、今のような姿に形を変えていったようです。時代は13~15世紀位。当時は魔除けとして城門や寺社などに置かれたり、村落の出入り口等に設置され、火難(火事)や水難から人々を守る役目をしていました。それが明治以降、一般家屋の屋根に瓦が使われるようになってから、シーサーが屋根の上に上るようになります。この屋根獅子は、瓦屋根を葺いた職人が、最後の仕上げにサービスで作っていたものでした。そうしてシーサーは徐々に生活に密着した存在へと変化し、「除災招福」のシンボルとして定着したのです。
シーサーと言えば、もともとは威嚇したような鋭い顔つきが特徴でしたが、米子焼工房のシーサーは、笑っているものが多いです。魔除けというよりは、幸運を呼ぶ「招福」シーサーという感じでしょうか。ちなみに左側で口を閉じているのがメス、右側で大きな口を開けているのがオスで、オスは大きな口で幸せを呼び込み、メスは口をしっかり閉じて、その幸せを守るのだと言われています。縁起が良いので、沖縄のお土産にはもちろん、結婚祝いや新築祝いなどの贈り物として、またお店のマスコットとしても喜んでいただいております。
※ 参考はこちら ⇒ 米子焼工房
通信販売で購入できますヨ!
個人的にはかなりお気に入りの表情と色使いなのであった。
シーサーはもともと「獅子」のこと。そのルーツは古代オリエントのライオンだと言われています。中国を経てはるか沖縄に伝わる間に、今のような姿に形を変えていったようです。時代は13~15世紀位。当時は魔除けとして城門や寺社などに置かれたり、村落の出入り口等に設置され、火難(火事)や水難から人々を守る役目をしていました。それが明治以降、一般家屋の屋根に瓦が使われるようになってから、シーサーが屋根の上に上るようになります。この屋根獅子は、瓦屋根を葺いた職人が、最後の仕上げにサービスで作っていたものでした。そうしてシーサーは徐々に生活に密着した存在へと変化し、「除災招福」のシンボルとして定着したのです。
シーサーと言えば、もともとは威嚇したような鋭い顔つきが特徴でしたが、米子焼工房のシーサーは、笑っているものが多いです。魔除けというよりは、幸運を呼ぶ「招福」シーサーという感じでしょうか。ちなみに左側で口を閉じているのがメス、右側で大きな口を開けているのがオスで、オスは大きな口で幸せを呼び込み、メスは口をしっかり閉じて、その幸せを守るのだと言われています。縁起が良いので、沖縄のお土産にはもちろん、結婚祝いや新築祝いなどの贈り物として、またお店のマスコットとしても喜んでいただいております。
※ 参考はこちら ⇒ 米子焼工房
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Posted by kon at 17:59│Comments(0)
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