備瀬の福木並木

kon

2008年01月22日 17:38

■『備瀬の福木並木』 沖縄




『美ら海水族館』 に行った後、ソーキソバを食べたくて近くをウロウロしていたら偶然見つけたスポットです。
今考えると何かに吸い寄せられて行った様な感じがします。

正直な感想としてはかなりのカルチャーショックを受けました…。
まだこういう生活をしている所があったんだ…完全に時間が止まってしまった様な気がしたのです。
『こういう沖縄らしい所に来たかった~!』 と、とても嬉しくもありました。

商売っ気の全く無いおじさんが引く馬車に揺られ、のんびりとした贅沢な一時を過ごすことが出来ました。
個人的には歩きより馬車の方が絶対にいいと思います!
馬は道端の草をたまに食べるので草むらにつっこっむのですが、それがまたたまらなくいいのです。

古き良き日本を感じられることが出来てとても感慨深かったです。
是非寄ってみて下さい!

今度行ったら、もう一度馬車に乗ってそして歩きで奥まで探検しようと思います。

※ 『備瀬の福木並木』 の詳細はこちら ⇒ 備瀬の福木並木

備瀬は福木の村である。屋敷という屋敷はみな福木の大木で囲まれ、東西南北には小路(スージ)が走り、南北をつらぬく大通りに平行して、その両側にも小路がのび、この三本の南北の通りに、東西の小路が交差して碁盤の目を形成しているのである。

 備瀬の部落は中央の大通りにそって南北に伸び、南からしばらく行くと、そこが村の公民館前の広場(アシビナー)になっていて、雑貨店もある。

 福木の向こう側から人の話し声が聞こえて来るときもあるが、備瀬はどこまでも福木の村である。家々のまわりに福木を植えたというよりも、福木林の中に村づくりをしたと言った方が適切かもしれない。 …

著:親泊元高 沖縄県建築士会会誌「沖縄建築士」(1972年7月発行・復帰記念特集号)より


(20071225旅)

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